教養あるスマートな大人になるには
「教養がある」とは、豊富な知識を応用できて、その時々に見合った立ち振る舞いができること。
この記事では、「振る舞い(語彙・所作・マナー)」と「知識(一般教養・文学・美術・科学・歴史・哲学・宗教)」に分けて、教養が身に付く本を9冊紹介します。
- 少しでも多くの教養を身に付けたい
- 自分が身に付けるべき教養を知りたい
- 教養ある洗練された大人になりたい
このような人はぜひ参考にしてください。
教養が身に付くおすすめの本9選
1.『大人の語彙力が使える順できちんと身につく本』
多くの言葉を知っておくことは、社会人として最低限のスキルです。
本書はよく使われる200の言い回しを、大人の語彙に言い換えて使えるようになる語彙力本。
難しい語彙や鼻に付くような言い回しではなく、自然でスマートな大人の言葉を身に付けたい人におすすめです。
2.『禅が教えてくれる美しい人をつくる「所作」の基本』
どれだけ知識があっても、落ち着いた気品がなければ教養人とは言えません。
この本は禅の考えを応用し、美しい人になる心がまえや、具体的な行動を紹介してくれます。
性別に関わらず、日本的な美しい所作を身に付けたい人や、今よりも落ち着いた人間になりたいと考えている人にぴったりです。
3.『オトナ女子のふるまい手帖 なぜか大切にされる女性になるマナーと心得56』
数あるマナー本の中でも、特に優れていて評価も高い一冊。
大人のふるまいを身につけることで、柔らかい物腰の教養人に近づけます。タイトルは「オトナ女子」ですが、年齢性別問わず、大いに参考になる内容です。
堅苦しいマナーではなく、自然な品のあるふるまいを身に付けたい人は、ぜひ手に取ってみて下さい。
4.『1日1ページ、読むだけで身につく世界の教養365』
ここからは知識編です。本書は幅広いジャンルの教養を、少しずつ身に付けていくシリーズです。
世界の教養、日本の教養、世界の人物などがあり、1日1ページ読んでいくだけで、面白いくらい知識が増えていきます。
自分の知識量に自信がない人や、幅広いジャンルの知識を得たい人にとにかくおすすめの一冊。
5.『源氏物語 ビギナーズ・クラシックス』
教養がある人はおしなべて多読家で、古典文学にも親しんでいる人が多いです。
角川の「ビギナーズ・クラシックス」は、分かりやすさに特化した古典文学選集。
『古事記』や『源氏物語』など、有名なものだけでもサッと読むことができるので、文学的教養を身に付けたいならこのシリーズがおすすめです。
6.『一目置かれる知的教養 日本美術鑑賞』
学問だけでなく、アートの知識も教養には欠かせません。
本書は美術を全く知らない人でも分かりやすく読めて、あっという間に知識が身に付く美術の知的教養本。西洋美術シリーズもあり、そちらもセットで読むとバッチリです。
鑑賞のポイントが分かるようになるので、美術館や博物館に行くことがより楽しくなるのも嬉しいポイントです。
7.『科学技術の現代史』
現代科学技術がどのように発展したのかを概観した一冊。
科学の発展が国家との関係で説明されるので、専門外の人も分かりやすく理解することができます。
原子力からAIまで、現代科学技術の知識を身に付けたい人におすすめです。
8.『一度読んだら絶対に忘れない日本史の教科書』
歴史はビジネスマンの中にも深い教養を持つ人が多く、雑談レベルでも一般知識として求められます。
本書は天皇や有名な将軍を主役に、古代から現代までを1つの物語にして日本史が解説された一冊。
日本史の流れをストーリーで覚えられるので、歴史に苦手意識があった人や、歴史をサッと学び直したい人におすすめです。
9.『哲学と宗教全史』
哲学と宗教を関連づけながら、分かりやすく体系的にまとめられた哲学&宗教史の本。
有名な哲学の隆盛や、有名な宗教の発展を相互に関連付けながら説明されているので、通史として理解しやすくなっています。
宗教や哲学のことを簡単に知りたい人なら、この本を読んでおけば間違いないという一冊です。
以上、教養が身に付くおすすめ本9選でした。
ここで紹介した本をきっかけに、教養あるスマートな大人への一歩を踏み出してみてください。