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禅のおすすめ本7選!入門本から絶対に読みたい本まで厳選!

禅のおすすめ本7選!

仏教用語で「精神を統一して真理を追究する」という意味を持つ「禅那」の略語「禅」。

一見難しそうに思えますが、考え方や生活習慣など、禅は普段の暮らしの中でも実践することができます。

この記事では、禅の入門本や絶対に読んでおきたい本、すぐに実践できる本まで7冊に厳選し紹介しています。

ぜひ参考に、気になる本を手に取ってみてくださいね。

1.『禅マインド ビギナーズ・マインド』

禅を世界に広めることに貢献した「2人のSUZUKI」のひとり、禅僧・鈴木俊隆(しゅんりゅう)老師による禅の入門本。

姿勢や呼吸の所作、坐禅の組み方、禅の真髄、マインドフルネス、ブッダの悟りまで、36の講話をもとに紹介されています。本書の禅のマインドはスティーブ・ジョブズをも虜にしており、現在ではApple・Google・Facebookなど大手外資系企業でも導入されています。

本書は、仏教と馴染みの浅いアメリカで初めて禅に触れる人たちに向けて、禅や悟りの世界を話した内容です。さらに「よりわかりやすく、より読みやすく」をコンセプトに翻訳されており、本当に理解しやすいです。

「禅とは何か?」「禅のマインドとは何か?」など禅について知ることができる一冊です。

2.『禅 (ちくま文庫)』

日本の禅文化についての著作を英語で著し、海外に広めた第一人者である「2人のSUZUKI」のもうひとり、仏教哲学者の鈴木大拙(だいせつ)先生による禅の本。

禅の意味や悟り、禅指導の実際的方法など、1950~60年代にかけて鈴木先生が英語で書いた禅に関する短編7編を集めた本。禅について知りたいなら一度は読んでおきたい名著。

本書も外国人向けに書かれているので、活字だけの禅の書籍の中では比較的わかりやすく、短編なので文章が短く読みやすいです。

禅の本質を知りたい方には、ぜひ読んで欲しい一冊です。

3.『超訳 - 無門関』

中国宋代の僧・無門慧開(むもんえかい)が編んだ公案集を、宗教評論家・ひろさちや氏が現代風に読み解いてやさしく解説しています。

公案集は簡単に言うと、禅宗におけるクイズです。禅宗の僧が悟りを開くためにおこなう修行法の1つで、主に坐禅をしながら取り組んでいました。1つの公案に向き合う時間を10年以上かける僧もいたのだとか。『無門関』では全48則の公案がまとめられています。

優しく解説されているので、気負わずに読める公案集。禅・悟りについてより一層深く考えられる一冊です。

4.『傷つきやすい人のための 図太くなれる禅思考』

禅僧にして、庭園デザイナー、大学教授でもある枡野俊明(ますのしゅんみょう)氏による、禅思考で図太く生きるための習慣が書かれています。

本書での「図太い」は、無神経や図々しさではありません。「強い心を持っていられる」「たくましく生きる」といった真の図太さを身につけるための、禅思考が書かれています。

日常での人間関係・ストレスなど、あらゆる悩みや苦痛の受け止め方を知ることができます。

些細なことで「思い悩む」「傷つく」「気になる」そんな繊細な心を持つ方におすすめの一冊です。

5.『[禅的]持たない生き方』

禅僧でありながら、教誨師、保護司、NHK大河ドラマの仏事監修・指導者としても活躍している金嶽宗信(かねたけそうしん)氏による、『[禅的]持たない生き方』。

ただ物を断捨離する方法だけでなく、人間関係や感情など精神的な部分からも心が軽くなるような考え方が書かれています。「たくさんのものに囲まれているよりも、何も持たないほうが、人生うまくいくのです。」と説く著者の考え方がよくわかる一冊。

禅的に考える「持たない生き方」は、ミニマリストの真髄のようなものを感じます。

物・人間関係・感情など、あらゆるものから離れるのが苦手な方におすすめです。

6.『心配事がスッと消える禅の習慣』

世界中に禅の教えを広めながら、Google本社やスタンフォード大学などで、禅的な生き方・心をラクにする瞑想法を教えている禅僧・松原正樹さんによる著書。

本書では、心配事ばかりで疲れてしまった方や、些細なことで心配になってしまう方に向けて、「禅の思考」「禅の生活習慣」で心配という感情を手放すための方法が紹介されています。

心配性の方におすすめの、心がスッと軽くなるような一冊です。

7.『禅とジブリ』

ジブリを禅で読み解いている本書は、禅がより身近に感じられ非常に読みやすい一冊。

スタジオジブリのプロデューサー・鈴木敏夫氏が3人の禅僧と対談しながら、現代の生き方を考語ったり、ジブリ作品を禅で読み解いたりしています。ジブリ作品から禅を知ることができ、対話形式でスッと内容が入ってくるのも嬉しいポイント。

「禅に興味はあるけど、難しそうなイメージがある」「ジブリ作品が好き」そんな方におすすめです。

以上、禅のおすすめ本7選を紹介しました。

ぜひ禅の書籍を気軽に手に取ってみてください。

今までとは異なるマインドや、意外と気軽に実践できる生活習慣まで知ることができ、新たな自分を見つけることができるかもしれません。