禅のおすすめ本7選!
仏教用語で「精神を統一して真理を追究する」という意味を持つ「禅那」の略語「禅」。
一見難しそうに思えますが、考え方や生活習慣など、禅は普段の暮らしの中でも実践することができます。
ぜひ参考に、気になる本を手に取ってみてくださいね。
1.『禅マインド ビギナーズ・マインド』
禅を世界に広めることに貢献した「2人のSUZUKI」のひとり、禅僧・鈴木俊隆(しゅんりゅう)老師による禅の入門本。
本書は、仏教と馴染みの浅いアメリカで初めて禅に触れる人たちに向けて、禅や悟りの世界を話した内容です。さらに「よりわかりやすく、より読みやすく」をコンセプトに翻訳されており、本当に理解しやすいです。
「禅とは何か?」「禅のマインドとは何か?」など禅について知ることができる一冊です。
2.『禅 (ちくま文庫)』
日本の禅文化についての著作を英語で著し、海外に広めた第一人者である「2人のSUZUKI」のもうひとり、仏教哲学者の鈴木大拙(だいせつ)先生による禅の本。
本書も外国人向けに書かれているので、活字だけの禅の書籍の中では比較的わかりやすく、短編なので文章が短く読みやすいです。
禅の本質を知りたい方には、ぜひ読んで欲しい一冊です。
3.『超訳 - 無門関』
中国宋代の僧・無門慧開(むもんえかい)が編んだ公案集を、宗教評論家・ひろさちや氏が現代風に読み解いてやさしく解説しています。
優しく解説されているので、気負わずに読める公案集。禅・悟りについてより一層深く考えられる一冊です。
4.『傷つきやすい人のための 図太くなれる禅思考』
禅僧にして、庭園デザイナー、大学教授でもある枡野俊明(ますのしゅんみょう)氏による、禅思考で図太く生きるための習慣が書かれています。
日常での人間関係・ストレスなど、あらゆる悩みや苦痛の受け止め方を知ることができます。
些細なことで「思い悩む」「傷つく」「気になる」そんな繊細な心を持つ方におすすめの一冊です。
5.『[禅的]持たない生き方』
禅僧でありながら、教誨師、保護司、NHK大河ドラマの仏事監修・指導者としても活躍している金嶽宗信(かねたけそうしん)氏による、『[禅的]持たない生き方』。
禅的に考える「持たない生き方」は、ミニマリストの真髄のようなものを感じます。
物・人間関係・感情など、あらゆるものから離れるのが苦手な方におすすめです。
6.『心配事がスッと消える禅の習慣』
世界中に禅の教えを広めながら、Google本社やスタンフォード大学などで、禅的な生き方・心をラクにする瞑想法を教えている禅僧・松原正樹さんによる著書。
心配性の方におすすめの、心がスッと軽くなるような一冊です。
7.『禅とジブリ』
ジブリを禅で読み解いている本書は、禅がより身近に感じられ非常に読みやすい一冊。
「禅に興味はあるけど、難しそうなイメージがある」「ジブリ作品が好き」そんな方におすすめです。
以上、禅のおすすめ本7選を紹介しました。
ぜひ禅の書籍を気軽に手に取ってみてください。
今までとは異なるマインドや、意外と気軽に実践できる生活習慣まで知ることができ、新たな自分を見つけることができるかもしれません。