0歳児におすすめの絵本25選!
絵本の読み聞かせは、生後4ヶ月頃からできると言われています。
- まだ視力が低くて絵本なんて見えないんじゃないの?
- 絵本の内容を理解できないんじゃないの?
と思う方もいますよね。
確かに月齢の低い0歳児(生後~6ヶ月)は視力が低く、絵本の絵をくっきりと見ることができず、内容も理解できていません。
というと、絵本の読み聞かせは、子どもと保護者が触れ合うことで、愛着関係や信頼関係を築いていく1つのアイテムにもなるからです。
また高月齢児(生後7~12ヶ月)にもなると、指差しなどの動作、座ることができたり、喃語が出るようにもなり、絵本をより楽しむことができるようになります。
そこでこの記事では、0歳児におすすめの絵本を、
- 低月齢児におすすめの絵本
- 親子のふれあい遊びにつながる絵本
- 動作や発声を楽しむ絵本
上記の3つのジャンルに分けて紹介します。
低月齢児におすすめの本
視力の低い低月齢児には、形や色がはっきりしている絵本がおすすめです。それではさっそくみていきましょう。
1.『もいもい』
この絵本は「泣いている子もピタリと泣き止む」ほど、赤ちゃんが釘付けになるイラストと色使いで描かれています。
「じー」と目で追いかけることを楽しみます。子どものグズグズが止まらない時にもおすすめの一冊です。
2.『しましまぐるぐる 』
あかちゃんの大好きな「しましまとぐるぐる」がカラフルな色合いで、絵本いっぱいにに大きく描かれています。
低月齢児が思わずきゃっきゃと声をあげて笑ってしまう一冊です。
3.『スライムぴぴぴ』
人気ゲーム『ドラゴンクエスト』シリーズのスライムが絵本になって登場。
はっきりとしたカラフルな色合いで描かれたスライムが、自由自在に形を変えて描かれています。子どもも大人も魅了される一冊です。
4.『だっだぁー』
粘土で作られたいろいろな表情の写真が、低月齢児の心を掴む絵本。
擬音語を楽しむように作られていますが、話せなくても楽しめる一冊です。
5.『かお かお ばあ』
あかちゃんとお母さんの反応を実験して作られた絵本。
0歳児の発達に合わせて、認識できる色や形の顔がたくさん描かれています。
6.『ぶんぶんきいろ』
バナナ、プリン、ひよこ、おほしさまなど「黄色」の絵がたくさん描かれています。
黒、白、黄色のコントラストの強い配色に赤ちゃんも釘付けです。
7.『うるしー』
この絵本は、うるしーという見習い手品師のキャラクターが、帽子からいろいろなものを取り出していくという内容です。
帽子から出ててくる鮮やかな色合いで描かれた物に、赤ちゃんが魅了されます。
8.『どうぶつのあかちゃん かお』
ページをめくるたびに、様々な動物の顔に変化する絵本。
はっきりとしたカラフルな色合いで赤ちゃんも大喜び間違いなしです。
親子のふれあい遊びにつながる絵本
次は、絵本を通して赤ちゃんと触れ合える絵本を紹介します。
と悩んでいる方にもおすすめです。
9.『だるまさんと』
大人気だるまさんシーリーズの『だるまさんと』です。
リズムに合わせて横に揺れる可愛い果物さんが、「ぽにん」とお尻をくっつけたり、「ぎゅー」と抱きついたりしたりと、親子でも取り入れられるスキンシップが描かれています。
10.『くっついた』
最初は様々な動物たちがくっつきます。最後のページでは、お母さんと赤ちゃんの頬がくっつきます。
実際に子どもとくっつくことで、スキンシップを取ることができます。
11.『 ちゅ』
この絵本は、臨床発達心理士と一緒に作られたスキンシップ絵本です。
手やお腹など体の部位に「ちゅ」をしていくという内容です。
親に「ちゅ」をされることが大好きな赤ちゃんが喜ぶ絵本です。
12.『こちょこちょ』
先ほど紹介した「ちゅ」と同じく、臨床発達心理士と一緒に作られたスキンシップ絵本。
足裏はつんつん。脇腹はこちょこちょ。など、体の部位によって「こちょこちょ」の種類が違うのも面白いポイント。
赤ちゃんが笑顔になること間違いなしです。
動作や発声を楽しむ絵本
高月齢児にもなると指差しなどの動作ができるようになったり、座れるようになったり、「喃語」が出るようにもなります。
ここでは、そんな時期に楽しめる絵本を紹介します。
13.『じゃあじゃあびりびり』
この絵本は、たくさんの擬音語が、分かりやすい配色と絵で描かれています。(例えば水が出る音は「じゃあじゃあ」、犬は「わんわん」など)
なので、子どもが物の音を認識することができるようになります。
月齢が上がるにつれて、言葉をマネて発声するようにもなります。
14.『あかちゃん はーい』
この絵本では、赤ちゃんや動物が「パチパチ」や「バイバイ」「バンザイ」などのジェスチャーをします。
子どもも真似てジェスチャーをすることで、楽しみながらそれらの動作を覚えることができます。
15.『あかちゃんごおしゃべりえほん』
「ばあ」や「まんま」「わんわん」など、赤ちゃんが早く言える言葉に基づいて描かれています。
「だっこ」や「タッチ」など赤ちゃんと触れ合いながら、発語をサポートしてくれます。
なんと赤ちゃん絵本では異例の96ページと、ボリューム満点なのも特徴です。
16.『もこもこもこ』
『もこもこもこ』は、子どもが大好きな擬音語が繰り返されています。
音とジェスチャーを一緒に楽しめる本。不思議な世界観に赤ちゃんも魅了されてしまいます。
17.『おべんとうバス』
お弁当の具材がバスに乗っていくお話です。
お弁当のおかずたちが次々に名前をよばれて、「はーい! 」と返事をしながらバスに乗りこみます。この「はーい!」が赤ちゃんも大好き。
手を挙げて嬉しそうにお返事することができるようになります。
18.『いないいないばあ』
赤ちゃんが大好きな「いないいないばあ」。
絵本の中の動物たちが「いないいないばあ」とするたびに、赤ちゃんが真似て「ばあ」とすることを楽しみます。
19.『あっぷっぷ』
だるまさん、おさるさん、ぶたさん、おかあさんが登場し、それぞれにらめっこをします。
最後には「ぷははははは、わらっちゃった」と笑います。
リズムに合わせて読むことができ、ジェスチャーもつけれるので、動作や発声を楽しむのにぴったりです。
20.『がたんごとんがたんごとん』
『がたんごとんがたんごとん』と果物や動物たちの前まで列車がやってきます。
果物や動物たち手をあげて、「のせてくださーい」と言います。
子どもたちは、「がたんごとん」という擬音語と、「のせてくださーい」と手を挙げることを楽しみます。
21.『やさいさん』
『やさいさん』は「すっぽーん!」と野菜が抜けるときに仕掛けをめくる、仕掛け絵本になっています。
抜ける時に両腕を上へ挙げるジェスチャーをすると、子どもたちも喜びます。
22.『たまごのあかちゃん』
「たまごのなかでかくれんぼしているあかちゃんはだあれ?でておいでよ」と呼ぶと、卵から動物の赤ちゃんが次々出てきます。
リズミカルに本を読むと、たいていの子どもは釘付けです。
また、手を招くジェスチャーや、頭を下げて挨拶するジェスチャーをすると子どもも真似します。
23.『えんやらりんごのき』
『えんやらりんごのき』はわらべうた「えんやらもものき」に合わせて歌いながら読むと、赤ちゃんも「じー」と絵本を見ます。
「あげましょか」や「ぼくもたべよ」の場面にジェスチャーをつけると、ジェスチャーを真似ながら絵本を楽しみます。
寝る前に読みたい絵本【番外編】
寝る前の気持ちの切り替えにもつながる絵本。0歳児におすすめの、寝る前に読みたい本を紹介します。
24.『おつきさまこんばんは』
夜空に浮かんでいるお月さまが、色々な表情でこちらを見ています。
紺色の背景に金色のお月さまという配色が、赤ちゃんの興味を引きます。
落ち着いた雰囲気で寝る前にぴったりです。
25.『ねむねむごろん』
この絵本は、色々な動物が「どしん」「ごろん」と寝ている姿が描かれています。
見ているだけでこっちまで眠たくなる一冊。
子どもが眠たそうにしていたら、絵本に描かれている「動物の寝るポーズ」を真似してみてください。
布団が気持ちの良いところだと認識する手助けになります。
以上、0歳児におすすめの絵本をジャンル別に25冊紹介しました。
絵本には、子どとの愛着関係を深めたり、子どもの発語を促したり、子どものものへの認識ができたりと、様々な効果があります。
この記事を参考にして、子どもの興味をひきそうな絵本を数冊手に取ってみてください。