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サッカーの指導者&コーチングにおすすめの本9選!指導法から育成メソッドまで

2022年9月6日

コーチ・指導者のコーチングは子どもの将来を左右する

子どもの能力を最大限伸ばすために、非常に重要な存在であるコーチ。

優れた才能があったとしても、指導方法ひとつで将来有望な芽を摘んでしまうことは十分起こり得ます。

この記事では、これからコーチ・指導者になろうとしている方や、子どものサッカーを応援したい方におすすめの指導方法本を9冊まとめました。

  • 現代のサッカー指導法や具体的な練習法を知りたい
  • コーチ・指導者としての心構えを学びたい
  • サッカーを始めた子どもに親として必要な知識を知りたい

このような方におすすめの本を紹介します。

小助
本記事を書いている僕は、都道府県トレセン/海外遠征(U-12代表)/クラブチームジュニアユース推薦入団(U-15)/サッカー・フットサルコーチの経験が有り、サッカーと20年以上関わってきました

サッカーの指導者&コーチングにおすすめの本9選

1.『「蹴る・運ぶ・繋がる」を体系的に学ぶ ジュニアサッカートレーニング』

テクニック練習に偏重している日本サッカーではなく、ゲーム中心の欧米スタイルを取り入れた指導法が書かれている本。

欧米スタイルのメリットや、日本スタイルのデメリットが分かりやすく書かれており、指導者として一度は読んでおきたい一冊です。

難しい知識なども必要ないので、サッカー初心者のお父さんから日本式の指導を受けてきた経験者まで、広くおすすめできる内容です。

2.『池上正の子どもが伸びるサッカーの練習』

「楽しみながらするサッカー」をコンセプトに、サッカーの本質的を捉えながら上達する練習メニューがまとめられています。

具体的な66の練習メニューがありますが、基礎練やシュート練習など、決まったパターンで行う練習は一切ありません。

試合で活かせる流動的な判断力や培われるものばかりで、子どもが楽しく伸びる指導&練習メニューを知りたい人におすすめです。

3.『勝利と育成を両立させる 新時代のサッカーコーチングマニュアル』

育成を重視すると勝利が難しくなり(選手の経験を積むためスタメンを決めず満遍なく出場させる)、勝利を重視すると育成が難しくなります(チーム強化やテクニック偏重型の練習になり、個人の素質を伸ばせず、プロプレイヤーとしての将来には遠回り)。

この難しい両立を可能にして、それぞれのメリットを活かす方法が、分かりやすい概念と具体的な技術指導で提示されます。

育成と勝利の両立に悩む指導者・コーチの方や、これからのサッカーに求められるコーチングを知りたい人は手に取ってほしい一冊です。

4.『8人制サッカーの教科書』

8人制サッカーのバイブルと言っていい良書。

11人制との違いから、8人制サッカーの理論やシステム、具体的なトレーニングメニューまでがまとめられています。

8人制サッカーについてここまでしっかり書かれている本は稀なので、8人制サッカーに携わる指導者・コーチなら、必ず読んでおきたい一冊です。

5.『サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法』

指導者が上から教えるのではなく、子どもに自ら考える力を培わせる指導法が説かれた本。

「肯定する・上達する・楽しませる・気づかせる」など、シンプルなのに従来の日本にはなかった指導法で、子どものサッカー人生にとって理想的な環境作りを学ぶことができます。

子どもに高圧的な指示をする監督やコーチ、熱くなりすぎて子どもを責めてしまう保護者などは、新しい視点が得られるのでおすすめです。

6.『ドイツの子どもは審判なしでサッカーをする』

欧米サッカーが強い理由は、育成年代で培われたサッカーインテリジェンスの違いにあると言われています。

本書は、サッカー大国ドイツの指導法や考え方、ジュニア育成年代のトレセンや地元チームの仕組みを知ることができる本。

サッカー先進国の育成論を知ることで、日本に足りない部分や学べる部分を深掘りしたい人におすすめです。

7.『サッカー指導者は伝え方で決まる』

指導者や保護者がサッカーの「理論・戦術」を学ぶことは非常に大切ですが、プレイヤーとしては難しい理論を求めてはいません。

本書はそんな指導者の「伝え方」に焦点を当てた一冊で、理論や戦術をポップに伝える方法が書かれています。

「子どもたちに理論を説明するのが難しい」「プレイヤーが理解しやすい伝え方を具体的に知りたい」このような方に役立つ一冊です。

8.『岡田メソッド』

現代サッカーにおけるチーム作りの方法が具体的&体系的まとめられているメソッド本で、指導者なら手元に置いておきたいバイブル本。

4年がかりで練られたプレーモデルから、選手へのコーチングやチームマネジメントまで、岡田監督の手法が余すところなく公開されています。

質の高いチーム作りの指針となる教科書的な一冊が欲しい方なら、この本を選んでおけば間違いありません。

9.『興國高校式Jリーガー育成メソッド』

全国大会に出場経験がない私立高校が、なぜJリーガーを毎年輩出できるのか?という角度から書かれた育成メソッド。

クラブユースのエリートコースではなく、地域サッカーから部活、高体連(高校サッカー)を経たプロサッカー選手までの道のりを、具体的にイメージすることができます。

地域のサッカーチームからプロ選手が生まれることは珍しくありません。子どもたちの長期的なステップアップを理解しておくために、サッカー育成に携わる指導者や保護者なら必ず読んでおきたい本のひとつです。

以上、サッカーの指導&コーチングにおすすめの本9選でした。

子どもの能力を最大限に伸ばしてあげるために、効果的なコーチングや指導法を知り、ぜひ実践で活用してみてください。

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