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小助(こすけ)
「気楽に本を読む」がモットー。好きなジャンルは純文学。文学作品の感想&解説記事、読書アイテムや読書法などメインに執筆。キュレーターとしておすすめ本もまとめています。1994年生まれ。文学部日本文学科卒
『河童』は芥川龍之介の晩年に書かれた小説です。人間の世界とはあべこべな河童の国を描くことで社会を風刺している作品といわれます。ここでは河童の世界を解説することで、作品を理解しやすくします。それではまずは簡単なあらすじからみていきましょう。
『芋粥』は芋粥をたらふく食べることが夢である主人公の話で、今昔物語集の話を元にして作られました。原話は教訓的な話ですが、芥川が書いたのは人間悪を全面に出した作品となっています。夢を叶えさせられた五位と、人の夢を奪った利仁という構図が『芋粥』には見えてくるのです。
『地獄変』は芥川龍之介の芸術至上主義的な物語で有名な小説です。狂気的な芸術家である良秀を主人公として悪魔的に美しい物語が進んでいきます。ここでは『地獄変』の芸術を解説し、あらすじから感想までをみていきます。
『藪の中』は芥川龍之介の短編小説。登場人物どうしの矛盾する陳述によって、事件の真相が分からなくなる物語です。ここでは『藪の中』の矛盾点を具体的に解説しながら、物語の楽しみ方を紹介していきます。それでは見ていきましょう。
『杜子春』は芥川龍之介の代表的な小説です。この物語は仙人が登場し、黄金の場所を示します。その行為に隠された意味とはなんなのでしょうか。『杜子春』のあらすじから解説・感想までをまとめています。それではみていきましょう。
言わずと知れた名作『坊っちゃん』。『吾輩は猫である』に次いで夏目漱石が書いた第二作目の小説です。教科書で読んだという人も多いかと思いますが、教科書に載っているのは一部分だけ。ここでは全十一章をまとめた簡単なあらすじから、作品の押さえておきたいポイント・感想までをまとめました。それでは見ていきましょう。
「文学」とか「文学的」ってなんなんだろう。そう思ったことはありませんか?ここでは「文学とは何か」についてこれまで考えられてきたことをまとめました。それではみていきましょう。
『鼻』は夏目漱石が称賛したことで有名な芥川龍之介の作品です。上品なユーモアのある作風が漱石の心を快くくすぐったのでしょう。ここではそんな『鼻』のあらすじから解説・感想をまとめました。
『蜘蛛の糸』は芥川龍之介が初めて書いた童話です。教科書にも載っており広く知られている作品だといえるでしょう。ここではそんな『蜘蛛の糸』を蓮の花に焦点を当てて読解していきます。
この記事では、『やまなし』で宮澤賢治が伝えたかったことについて解説していきます。結論から言うと、『やまなし』で宮沢賢治が伝えたかったことは「死の怖さと生の喜び」です。その理由を知るために、まず作品の対比構造を押さえておかなければいけません。