有名経営者の自伝&伝記23選!
この記事では、大企業の有名な経営者&起業家の自伝をまとめました。
身近な日本企業から海外のメガテックまで、合計23名の自伝・伝記をサッと紹介します。
【日本企業11名】経営者の自伝&伝記まとめ
1.盛田昭夫『MADE IN JAPAN』:ソニー創業者
ソニー創業者の森田昭夫氏による自伝。
設立当時の様子から、ソニーが世界的メーカーとして成功した後のことまで書かれています。
長期的視点に立った経営哲学は、現代でも全く色褪せません。
2.渋沢栄一『渋沢栄一自伝』:第一国立銀行(現・みずほ銀行)創設者
新一万円札の肖像にも決まった渋沢栄一氏の自伝。
何百もの事業に携わり、「日本資本主義」の父と呼ばれた彼の生い立ちや体験がまとめられています。
渋沢栄一自身を知ることで、彼の哲学の背景に迫ることができる良書です。
3.鈴木敏文『わがセブン秘録』:セブンイレブン設立者
あのセブンイレブンを設立した鈴木敏文氏による自伝。
彼の信念や仕事観がよく伝わってくる啓発本です。
セブンイレブンの経営戦略の基盤を知りたい人にもおすすめの一冊。
4.松下幸之助『経営の神様とよばれた男』:パナソニック創設者
言わずと知れたパナソニック創設者・松下幸之助の伝記。
成功者として有名な彼の生涯や人生哲学が、分かりやすくまとめられています。
ビジネスだけでなく、人としての在り方までを説いた、できるビジネスマンには必読の書です。
5.稲盛和夫『稲盛和夫のガキの自叙伝』:京セラ・KDDI創業者
京セラやKDDIの創業者である稲盛和夫氏の自叙伝。
赤字だった日本航空JALを再浮上させたことでも有名な彼の、生涯と経営哲学を知ることができます。
諦めない精神や熱意の大切さが伝わってきて、読み終わると熱い気持ちにさせられます。
6.孫正義『志高く』:ソフトバンク創設者
人種差別や大病に苦しんだ少年〜青年期から、ソフトバンク創設までが書かれた伝記本。
志高く事業に臨んでいる彼の姿勢には、心を揺さぶられるものがあります。
今のソフトバンクはどのようにしてできたのか。彼の素晴らしさを余すことなく知れるおすすめの一冊です。
7.本田宗一郎『本田宗一郎夢を力に』:ホンダ創業者
孫正義氏も尊敬する経営者、本田宗一郎の自伝。
彼の半生やホンダの設立、技術者としての並外れた才能を知ることができます。
車や二輪車に興味がない人でも、ホンダを見る目が変わる一冊です。
8.小倉昌男『経営学』:ヤマト運輸経営者
大和運輸の二代目経営者である、小倉昌男による経営ストーリー。
誰もが知っているヤマト運輸を大きくしていった過程や、彼の経営論理が具体的に書かれています。
文章も読みやすく、経営やリーダーシップに興味がある方におすすめの本です。
9.江副浩正『江副浩正』:リクルート創業者
リクルートを創業した江副浩正氏の伝記本。
生い立ちからリクルート事件まで、栄枯盛衰のストーリーは読み物としても面白いです。
大きな事件があったものの、現代でも尊敬している起業家が多い、伝説的な人物です。
10.豊田英二『決断』:トヨタ社長
トヨタを戦後大きく成長させた経営者・豊田英二氏の自伝。
タイム誌に「20世紀最も影響のあったアジアの20人」にも選ばれた彼の半生と、経営者としての経営哲学が書かれています。
日本一の企業であり、世界的にも知名度の高いトヨタの歴史を知ることができる一冊です。
11.柳井正『一勝九敗 』:ユニクロ創設者
ファストファッションブランド・ユニクロの創設者である柳井正氏の自伝。
ユニクロ創設から躍進、トップ企業に至るまで、柳井正氏の経営思想や哲学が回顧的に書かれています。
一代で世界的ブランドにまで押し上げた経営者の頭の中を知りたい人におすすめです。
【海外企業12名】経営者の自伝&伝記まとめ
ここからは海外企業の経営者による自伝&伝記本です。
世界的なメガテックの創設者やCEOのことを知ることができます。
1.ジェフ・ベゾス『果てなき野望』:Amazon創設者
秘密主義とも言われるジェフ・ベゾスのことが書かれた本の中で、最も伝記的な一冊。
Amazonの創業から、プライムのビジネスモデルが誕生した経緯、Kindleの成功などが、創設者ジェフ・ベゾスの逸話とともに紹介されています。
インターネット黎明期から遠大なビジョンを掲げていたベゾスについてや、Amazonという企業の全貌を知りたい人にもおすすめです。
2.イーロン・マスク『未来を創る男』:スペースX創設者
テスラやスペースXで知られ、2022年には世界一の資産家となったイーロン・マスクの伝記本。
そんな彼の幼少期からスペースXの立ち上げまでが、丁寧に綴られます。
常に未来を見続ける彼のことがよく分かる良書です。
3.マーク・ザッカーバーグ『フェイスブック 若き天才の野望』:Meta創業者
学生時代のフェイスブック創設から描かれるサクセスストーリー。
マーク・ザッカーバーグのビジネス哲学や人となり、フェイスブックの歴史がまとめられている一冊です。
Googleのシステムと対をなすFacebookについてよく知れるので、IT分野や情報システムに興味がある人にもおすすめです。
4.ビル・ゲイツ『巨大ソフトウェア帝国を築いた男』:マイクロソフト創業者
ビル・ゲイツの半生を綴った伝記本。
幼少期からマイクロソフト設立まで、彼の人間性や精神性が余すところなく記されています。
どういう人生を歩んであのような偉人になったのか、彼の人生を知りたい人におすすめです。
5.スティーブ・ジョブズ『スティーブ・ジョブズ I』:Apple・ピクサー創業者
ジョブズの幼少期〜青年期、アップルの設立からピクサーのCEOまでが描かれる伝記。
伝記本として優れていて、国内外の評価もかなり高い一冊です。
Appleを作ったジョブズのカリスマ性・尖り方がよく分かります。
6.ティム・クック『アップルをさらなる高みへと押し上げた天才』:Apple CEO
ジョブズ亡き後、「Appleはもう終わりだ」とよく言われていましたが、見事に盛り返したことで実力を見せたApple CEO。
破天荒なジョブズとは対照的に、冷静な経営者として能力の高さが、彼の半生とともに綴られる一冊です。
ジョブズの伝記と一緒に読むと、Appleについて多角的に知ることができます。
7.ジャック・マー『アリババの経営哲学』:アリババ創業者
アジア1の資産家であるアリババ創業者、ジャック・マーの伝記本。
貧乏&就職失敗からのし上がっていくサクセスストーリーは、読み物として面白いです。
アリババという企業や、ジャック・マーという人物についてよく知らないという人におすすめの一冊。
8.ウォーレン・バフェット『スノーボール』:バークシャー・ハサウェイCEO
世界最大の投資家、ウォーレン・バフェット唯一の伝記本。
出来事が断片的に綴られるため、お金や投資に対するバフェットの考え方がよく伝わってきます。
生の声に近いので、彼の講演を聞いたような満足感。投資に興味がある人にもおすすめです。
9.フィル・ナイト『SHOE DOG』:ナイキ創業者
ナイキの創業者、フィル・ナイトによる自伝。
日本のオニツカ訪問からNIKEの設立、上場までの出来事が時系列で書かれており、フィル・ナイトとナイキの歴史について知ることができます。
オニツカタイガーをはじめとした日本との関係も深いので、日本人として読みやすい一冊です。
10.リード・ヘイスティングス『NO RULES: 世界一「自由」な会社、NETFLIX』:Netflix CEO
NetflixのCEOリード・ヘイスティングスによる、ネットフリックスの歴史や企業精神が書かれた一冊。
『SHOE DOG』と同じく、Netflixという企業の在り方やマネジメント手法がメインになっています。
Netflixという大企業のルールがない自由な気風について知りたい人におすすめです。
11.ロバート・アイガー『ディズニーCEOが実践する10の原則』:ディズニーCEO
ディズニーCEOであるロバート・アイガーの伝記本。
一般家庭からのし上がってきたロバート・アイガーの半生が書かれた伝記ですが、ビジネスに役立つ啓発本的な側面もあります。
ピクサーとの関わりから人生哲学まで、見どころ満載の一冊です。
12.エド・キャットムル『ピクサー流 創造するちから』:ピクサー社長
経営哲学からマネジメントまでが書かれた、ピクサーの自伝的な本。
設立からディズニーの買収まで、物語のような筆致で読みやすい一冊です。
関わりが深いジョブズやアイガーの伝記と一緒に読むのもおすすめです。
以上、経営者のおすすめ自伝&伝記23選でした。
著名な経営者の考え方や価値観を知ることで、ビジネスに対する姿勢や人生が、より良いものになると嬉しいです。
-
【全92冊】日本語訳があるビル・ゲイツのおすすめ本まとめ!【2022年まで】