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小助(こすけ)
「気楽に本を読む」がモットー。好きなジャンルは純文学。文学作品の感想&解説記事、読書アイテムや読書法などメインに執筆。キュレーターとしておすすめ本もまとめています。1994年生まれ。文学部日本文学科卒
高見順の作品が気になるけど、どれが良いのか分からない。この記事ではそんな方のために、高見順のおすすめ小説3作品をまとめて紹介しています。厳選された3作品ですのでどれも面白いですが、それぞれ特徴に違いがあるので、自分に合った内容を探してみて下さい。
結論から言うと、この小説は性の問題で子どもが出来ないことを悩む主人公の物語だと思う。しかし、そうした個人的な見解は後の「感想」に回すとして、まずは客観的な作品紹介・解説から見ていこう。『影裏』は沼田真佑さんの第157回芥川賞受賞作。
物語中、意地悪になった山椒魚は蛙を閉じ込めてしまいますが、なぜ蛙は怒らなかったのでしょうか?この記事では、蛙が怒らなかった理由や、『山椒魚』のあらすじ・感想までをまとめました。
この記事では『桜の森の満開の下』のあらすじ・解説・感想をまとめています。物語は、山賊の男が美しい女に出会ったことをきっかけに、世界の様々なことを認識していく話です。彼は物語の途中で狂ってしまったのではないか、というのが個人的な読み方です。
この記事では「そして、バトンは渡された」の感想・評価を書いている。森宮優子は3人の父と2人の母を持つ女の子だ。何度も名字が変わり、高校生の今では、血の繋がっていない「森宮さん」と一緒に暮らしている。それぞれのキャラクターが良い味を出している面白い一冊だ。
この記事では町屋良平さんの『1R1分34秒』のあらすじ・見どころ・感想を書いています。読んだ人には物語の解説にもなっているので、ぜひ参考にしてみて下さい。世の中上手くいく人もいれば、上手くいかない人もいる。勝利と敗北に伴う人間心理を描いた、第160回芥川賞受賞作です。
ここでは『むらさきのスカートの女』の感想・考察をまとめています。ネタバレなしの解説なので、未読の方も既読の方も楽しめます。意味・内容がよく分からなかったと思った方はぜひ参考にしてみて下さい。
この記事では川上弘美さんの『某』の感想と、内容・みどころ紹介をしています。アイデンティティや生と死がテーマとなっている物語で、僕としてはかなり読み応えのある作品でした。SF的な世界観のなかに川上弘美さんらしい空気感もあって、心地よく面白い小説です。
この記事では坂口安吾『白痴』のあらすじ・考察・感想をまとめています。『白痴』は襲いかかる戦火の中で人間の本性に迫った坂口安吾の代表作です。東京空襲と白痴の女性を通して人間の奥深くに眠る感情が描かれています。
おかしみと不思議な切なさが残る坂口安吾の『風博士』。ここではそんな『風博士』のあらすじ・考察・感想をまとめました。この作品で5分くらいの無声アニメーションをつくればきっと面白い物が出来ると思う、そんな作品です。