クリスマスの小説集めました!
クリスマスをテーマにした小説は、実は結構たくさんあります。
ここでは、
- プレゼントにおすすめのクリスマス小説
- 心温まるクリスマスストーリー
- クリスマスが舞台のドキドキミステリー
のテーマに分けて、クリスマスの小説を計15冊ご紹介します。
プレゼントにおすすめのクリスマス小説!
『モミの木』アンデルセン
クリスマスをテーマにした、マリメッコデザイナーによる美しいデザインの本。
布の装丁に金箔押しのイラストは、手にしているだけで嬉しくなる一冊です。
『くるみ割り人形』『雪の女王』もシリーズで出ていて、クリスマステーマの物語を3冊セットでプレゼントすることもできます。
『クリスマスの殺人』アガサ・クリスティ
ミステリーの女王、アガサ・クリスティによる、冬の物語を集めた短編集。
紺の装丁に立派な箱が付いている、高級感のある一冊。
ミステリー好きのあの人にぴったりなクリスマスプレゼントです。
『クリスマス・キャロル』チャールズ・ディケンズ
ディケンズ公認の挿絵や、当時の細かい注釈など、大人のための『クリスマス・キャロル』です。
訳も素晴らしく、物語を奥の奥までじっくりと楽しめます。
文学好きな大人の方におすすめ。自分のためのプレゼントにも最適です。
クリスマスにおすすめ小説12選!
心温まるクリスマスストーリー
1.『賢者の贈り物』O・ヘンリー
O・ヘンリーの短編小説。
ほっこり系で、愛が溢れるクリスマス小説です。
5分程度で読めるので、クリスマス気分を高めるちょっとした読書にも最適です。
2.『13番目の贈りもの』ジョアン・フイスト・スミス
クリスマスまでの12日間、毎日贈り物が届けられる物語。
13番目の贈り物は何なのか。
うるっとくる感動系クリスマスストーリーです。
3.『飛ぶ教室』エーリヒ・ケストナー
ドイツの中学校が舞台。
クリスマスシーズンに起こった事件を、生徒たちが解決していくストーリーです。
30ヵ国以上に翻訳されており、世界的なベストセラーの一冊。
4.『34丁目の奇跡』ヴァレンタイン・デイヴィス
サンタクロースは存在するのか?その問いに全力でこたえようとする小説です。
「サンタは実在するか否か」の裁判が開かれる場面は最高。
とにかく心温まるクリスマス小説です。
クリスマスが舞台のドキドキミステリー
5.『にぎやかな眠り』シャーロット・マクラウド
軽快なタッチで描かれるコージー・ミステリーの代表作。
シャンディ教授シリーズの第一弾で、田舎のクリスマスが舞台です。
ユーモアがあって楽しいクリスマスに浸れる一作。
6.『クリスマスも営業中?』ヴィッキ・ディレイニー
年中クリスマスの町・ルドルフが舞台。
クリスマス雑貨店を営む主人公が、ある事件に巻き込まれて・・・。
クリスマス感満載の軽快ミステリーです。
7.『ポアロのクリスマス』アガサ・クリスティ
クリスマスの舞台を存分に利用したアガサ・クリスティのミステリー。
長編では唯一の密室殺人もので、それだけでも読む価値があります。
クリスティ好きにおすすめのクリスマス小説です。
8.『クリスマスのフロスト』R.D.ウィングフィールド
フロストシリーズの第一弾。
冬の寒さがひしひしと伝わってくるミステリー。
読み始めると止まらない、おじさん警部物が大好きな方におすすめの一冊。
9.『ミステリアス・クリスマス』ジョーン・エイケンほか
イギリスにはクリスマスに怪談をする古い風習があるそう。
この一冊はその風習になぞらえた、7つの怖い短編集となっています。
クリスマスをテーマにした怖い話が読みたい方におすすめの一冊です。
ハッピーじゃないクリスマスストーリー
10.『カールの降誕祭』フェルディナント・フォン・シーラッハ
ドイツのある貴族を襲った、クリスマスの惨劇を描いた物語。
3作入りの短編集で、表題作がクリスマスの物語です。
内容的に重めのクリスマス小説が読みたい人におすすめの一冊。
11.『声』アーナルデュル・インドリダソン
クリスマスシーズンを背景に、サンタ姿の男の無惨な遺体が見つかる。
全世界にファンも多い、エーレンデュル捜査官シリーズです。
読み応えのある本格的な小説が読みたい人におすすめです。
12.『ライ麦畑でつかまえて』J.D. サリンジャー
17歳の主人公が、クリスマスに学校を退学になった話。
ハッピーなクリスマスではありませんが、そこはかとない切なさも漂っています。
しっかりした小説が読みたかったり、しみじみとしたクリスマスを感じたいときに最適です。