読書関連

読書ブロガーである僕の読書量「月30冊」が適当だという話

2020年7月29日

どうも、読書ブロガーの小助です。

読書ブロガーなんて名乗っている以上、どれくらい本を読んでいるのか?ということはみなさん気になるようです。

実際にTwitterでも質問がありますね。

いつも自己紹介のときには「月30冊」ですって言っていますが、この30冊って実はめっちゃ適当です。

なぜ適当なのか、今回の記事で詳しく話したいと思います。

実際の読書冊数

結論から言うと、僕は月に15冊~70冊くらいの本を読んでいます。

だいぶ振り幅が大きいですね。

内訳はこんな感じ▽

  • 購入する本/月1冊~5冊
  • Kindleで読む本/月5冊~30冊
  • 図書館で借りる本/月10冊~40冊

さらにですね、全部の本を一から十まで読んでいるわけではありません。

面白い所だけを読んだり、借りても読まなかったりするからですね。

なので、「1冊を読むとはどういうことか」みたいなことにもなってきます。

読書冊数自体はいくらでも増やせる

本には色々な読み方があって、要点だけを読んでいく方法もあります。

  • 「目次」
  • 「はじめに」
  • 「おわりに」
  • 「章ごとの結論」

これだけを読んで、著者の言いたいことを理解するわけです。いわゆる「速読」のひとつですね。

この方法を使えば、一冊10分くらいで読むことができます。

なので、1時間で6冊。5時間あれば30冊です。休憩も取りたいので、実際は+1~2時間ですかね。

実際僕は、休日図書館にこもって、20~30冊くらい一気に読むこともあります。

たとえば堀江貴文さんってめっちゃ本出しているんですよね。

僕はその人の著作を体系的に読みたい派なので、1日かけて図書館にあるホリエモン書籍40冊くらいを一気に読みました。そんな月は読書量が100冊を超えます。

だから、「月に○○冊読んでいる」「年間○○冊読んでいる」みたいなのって、どうしても適当になってしまうんですよね。

文学は特殊

僕は文学も好きでよく読むのですが、文学の読書とそれ以外の読書は全く別ものだと感じています。

作品によって分量もまちまちなので、冊数では計りきれないところがあるからです。

たとえば芥川の『蜘蛛の糸』は10分くらいで読めると思いますが、夏目漱石の『こころ』は数時間かかりますよね。

全集も1冊、短編集も一冊とすると、「一冊読んだ」で大きな違いがあります。

ほかの分野の本でも同じようなことはありますが、文学は特に顕著です。詩や短歌などもありますし。

こんな感じで、文学は特に「月に○○冊読んだ」という表現が難しいと思います。

大事なのは冊数ではない

ここまで読むともうお分かりかと思いますが、読書で大事なのは読んだ冊数ではありません。

読書冊数なんて読み方次第でいくらでも増やせますし、本によっては1冊の分量が全然違うからですね。

本当に大切なのは、読んだことを吸収して実生活を豊かにすること。

月に1冊しか読まなくても、月に100冊読んでいる人よりも、その人にとって価値のある内容を学んでいることもあります。

なので本当のことを言うと、「月に○○冊読んでいる」みたいなのって本質からずれている話だと思っています。

とはいえ具体的な数を出すと、「よく読書している人なんだな」って分かってもらいやすいので、僕は「月30冊」って言っているんですね。

人と比べるものでもないので、自分のペースで読書をたしなむことができればいいですね。

以上、「月30冊」が適当な話でした。