- トップ >
- 小助(こすけ)
小助(こすけ)
「気楽に本を読む」がモットー。好きなジャンルは純文学。文学作品の感想&解説記事、読書アイテムや読書法などメインに執筆。キュレーターとしておすすめ本もまとめています。1994年生まれ。文学部日本文学科卒
この記事では『にごりえ』のあらすじ・解説・感想から、お力の苦悩や心中の真相までをみていきます『にごりえ』は遊女として働く主人公・お力の激しい内面が描かれる樋口一葉の小説です。少年少女時代を描いた『たけくらべ』とは違い、大人の社会が描かれていきます。
この記事では『たけくらべ』のあらすじ・解説・感想をまとめています。樋口一葉の『たけくらべ』を読むコツは、登場人物をきちんと把握すること。ここでは物語の中心となる人物の年齢や家柄の解説から、美登利と信如が大人になる瞬間
この記事では島崎藤村『破戒』のあらすじ・解説・感想をまとめています。主人公の丑松は穢多(えた)という身分の生まれで、部落差別が主題の内容です。決して誰にも打ち明けることの出来ない秘密を持ちながら生きていく主人公の内面が緻密に描かれるところが特徴です。
近代文学の年表を簡単にまとめました。この年表を見れば、作者が活躍した大まかな時代を簡単に知ることができます。また、詳しく知りたい方は、作者名をクリックすれば作者の略年表ページが開けます。近代文学史の概要把握にぜひ役立てて下さい。
この記事では『五重塔』のあらすじ・解説・感想をまとめています。『五重塔』は幸田露伴による小説。才能はあるが世渡りに疎い大工の主人公・十兵衛が、一世一代をかけて五重塔を建設する物語です。リズム感のある文体で、言文一致体の小説を推し進めた作品でもあります。
この記事では、『浮雲』のあらすじ・感想・考察をまとめています。『浮雲』は日本の近代文学において、言文一致体を推し進めた最初の作品でもあります。教科書で習うばかりであまり読まれることのない『浮雲』ですが、内容もとても面白いのです。
この記事では、第162回芥川賞受賞作『背高泡立草』のあらすじ・解説・感想をまとめています。『背高泡立草』は、第162回芥川賞を受賞した古川真人さんの小説。主人公の実家がある島への帰省を軸に、「人間」と「島」の出来事が描かれていいきます。
この記事では純文学のおすすめ小説22選を紹介しています。読書で大事なことは「一つの作品を読み切る」こと。ですのでここでは読みやすさを重視しつつ、長い年月のなかで高い評価を得てきた純文学作品でおすすめのラインナップを組みました。
この記事では『ニムロッド』のあらすじ・内容解説・感想までをまとめた。良く出来た作品という印象だ。「塔」という分かりやすいシンボルを軸とした社会構造や、仕事、恋愛、友情、夢、SFまで、『ニムロッド』には小説を楽しむ要素が詰めこまれている。
この記事では『かか』の簡単なあらすじ・感想・評価をまとめている。『かか』は20歳の若さで第56回文藝賞を受賞した宇佐見りんさんの作品。方言と口語が混じる特有の文体と、様々な人間の「痛み」が見どころだ。