小助(こすけ)

「気楽に本を読む」がモットー。好きなジャンルは純文学。文学作品の感想&解説記事、読書アイテムや読書法などメインに執筆。キュレーターとしておすすめ本もまとめています。1994年生まれ。文学部日本文学科卒

宮沢賢治『どんぐりと山猫』のあらすじ&解釈!おかしな物語の感想と解説も!

『どんぐりと山猫』は宮沢賢治の初期作品。黄金色のどんぐりたちと山猫の裁判を通して、おかしな出来事が繰り広げられます。ここでは、山猫はなぜ「明日出頭すべし」という文言を提案したのか?という疑問の解説や、物語の見どころ、あらすじから感想までをまとめました。

宮沢賢治『よだかの星』あらすじ・考察&感想!よだかが星になった理由も解釈&解説!

姿が醜いせいで周りから嫌われていた「よだか」という鳥が主人公の『よだかの星』。宮沢賢治の初期作品で、権力や食物連鎖など、作者が抱えていた問題が描かれています。ここではそんな『よだかの星』のあらすじ・解説・感想までをまとまています。

恩讐の彼方にあるものは何?菊池寛『恩讐の彼方に』の意味やあらすじを解説!

『恩讐の彼方に』は、主人公がした人殺しへの懺悔と、殺された武士の息子の恨みが描かれるヒューマンドラマです。作家・菊池寛の出世作としても有名です。ここではそんな『恩讐の彼方に』のあらすじ・解説・感想をまとめました。

菊池寛の博打好きが分かる名作『勝負事』!あらすじ・解説&感想まで!

この記事では、菊池寛の『勝負事』のあらすじ・考察・感想をまとめました。『勝負事』は、莫大な財産を博打で溶かしてしまった男の物語です。菊池寛の短編小説で、隠れた名作だといえます。

菊池寛『父帰る』のあらすじ・感想&考察!芥川賞を創設した作者による名作!

『父帰る』は、女をつくって子女房を捨てたダメな父親が、二十年ぶりに帰ってくる物語です。菊池寛の戯曲で、一家の情景がリアルに描かれています。ここでは登場人物の心理や、物語中の「食卓」のはたらきなどを考察し、あらすじ・感想までをまとめました。

【決定版】中島敦のおすすめ小説9選!代表作から隠れた名作品まで紹介!

中島敦といえば『山月記』ですが、ほかの作品も面白いものが多くあります。とはいえ、どんな小説があるのかあまり知られていないのも事実でしょう。ここでは中島敦のおすすめ小説を9作品まとめました。ぜひ彼の作品を知る参考にしてみて下さい。

中島敦『名人伝』のあらすじ&解説・感想!二人の師は何を意味するか?

『名人伝』は、主人公・紀昌が弓の名人になる物語です。中島敦の遺作のひとつであり、生涯で最後に書いた作品ではないかとも言われます。ここでは紀昌の二人の師を描かれ方を軸に、『名人伝』のあらすじ・解説・感想をまとめています。

中島敦『李陵』の詳しいあらすじ&解説・感想!李陵と蘇武の運命を分けた原因は?

『李陵』は、中国・前漢の時代に活躍した武将、李陵を主人公にした物語です。中島敦の遺作であり、彼特有の漢文体で書かれた中国物の作品となっています。ここではそんな『李陵』のあらすじ・解説・感想までをまとめました。

中島敦『弟子』あらすじから解説まで!むずかしい登場人物を簡単に紹介!

中島敦の『弟子』は中島敦の短編小説で、中国の思想家・孔子の弟子である「子路」を主人公にした物語です。温和な師匠である孔子と、真っ直ぐな子路の師弟関係が描かれています。ここでは、『弟子』に出てくる登場人物を簡単にまとめ、あらすじから解説までを見ていきます。

中島敦『牛人』は怖い?あらすじ解説・感想までを紹介!

『牛人』は叔孫豹(しゅくそんひょう)という大夫と、牛のような顔をした豎牛(じゅぎゅう)という落とし子の物語です。中島敦の短編小説で、中国古典をもとにした作品です。ここではちょっぴり怖い『牛人』の物語を、あらすじ・解説・感想の順に見ていきます。