今月のピックアップ!
『火守』 劉慈欣
『三体』で知られる著者のハートウォーミング小説ですって。『三体』でも男女の関係は優しくロマンチックだったので、今作もそのような雰囲気を楽しめるのでしょうか。期待大です。
2021年12月発売のおすすめ小説
『デカメロン・プロジェクト パンデミックから生まれた29の物語』 マーガレット・アトウッド
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小助
アトウッドらによるコロナ禍を描いた短編集。世界的な作家がコロナをどう捕らえているのか興味があるので、この本は読みたいです。
発売日:2021/12/07
出版社: 河出書房新社
『女性失格』 小手鞠るい
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小助
太宰治の『人間失格』を下敷きにしているよう。『人間失格』は好きな作品なので気になりますね。
発売日:2021/12/08
出版社: 文藝春秋
『生を祝う』李琴峰
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小助
子どもたちに「生まれてきたいか」と聞き、同意が得られた場合にだけ子どもが生まれてくる世界の物語。芥川龍之介の『河童』と同じですね。近代小説を下敷きにする潮流なのかな?
発売日:2021/12/07
出版社: 朝日新聞出版
『火守』 劉慈欣
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小助
今月一番気になる小説。早く読みたいです。
発売日:2021/12/20
出版社: KADOKAWA
『緑の天幕』リュドミラ・ウリツカヤ
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小助
スターリン後のソ連とロシアを生き抜いた幼なじみ3人の物語。先月のサーシャ・フィリペンコ『赤い十字』に引き続き、ロシア周辺の文学ですね。気になります。
発売日:2021/12/22
出版社: 新潮社
※タイトル・価格・出版日は発売前のものですので、予告なく変更されている場合があります。
以上、2021年12月の発売小説情報でした!
リュウ・ジキンによるハートウォーミング小説