『源氏物語』第11帖「花散里」のあらすじ 光源氏:25歳夏5月20日頃 麗景殿女御と花散里 麗景殿女御という人物がいました。 彼女は桐壺帝の女御(妻のひとり)だった人で、今は光源氏の援助によって暮らしています。 その妹の花散里は、光源氏がかつて宮中あたりで逢瀬をかさねたこともあり、知らない人ではありません。 麗景殿を訪ねる源氏 光源氏が25歳の年。 5月20日頃、五月雨の空が珍しく晴れた日に、麗景殿を訪れようと思い立ちます。 麗景殿女御&花散里と語らう 今では通う人もいなくなった御殿には侘しさがありますが ...