どうも、読書好きブロガーの小助です。
小説って何から読めば良いか分からないことがありますよね。僕もかつてはそうでした。
いきなり難しい小説から読み始めると読了することが出来なかったりもするので、最初の小説選びは特に大事です。
ここでは読書を始めたての方に向けて、僕のおすすめな小説の選び方を紹介していきます。
小説の選び方
おすすめな小説の選び方は以下の5つです。
- 小説の短さで選ぶ
- 小説のジャンルで選ぶ
- 小説の表紙で選ぶ
- 作者の性別から選ぶ
- 名作から選ぶ
とにかく読みやすさ重視がおすすめですね。詳しく説明していきます。
・小説の短さで選ぶ
一番良いのは、本の短さで選ぶということ。
読書って思ったよりも時間のかかる行為です。
1ページあたり1分30秒で読めるとすれば、読了にかかる時間は以下のようになります。
- 短編小説:50ページ=75分(1時間15分)
- 中編小説:100ページ=150分(2時間半)
- 長編小説:300ページ=450分(7時間半)
たとえば、本屋大賞や直木賞受賞作は長編小説であることが多いです。
話題だからといって、いきなりこういった本を選んでしまうと
なんてことになってしまいます。当たり前ですよね、7時間半もかかるのですから。
なのでおすすめは、まずは短い本を選ぶということ。短編小説~中編小説なら読み切りやすいのでおすすめです。
・小説のジャンルで選ぶ
小説はジャンル選びも大切です。比較的読みやすいジャンルは恋愛系や日常系ですね。
またあまり多くはないですが、芥川や太宰などの純文学を最初に読んで、すごくはまる人もいますね。わりと男性に多い気がします。
もしあなたが女性なら、瀬尾まいこさんや西加奈子さんなどの小説がおすすめです。
と思った方は、純文学の方が好きかもしれません。
このあたりは好みなので、
- 考えるのとか好きじゃない→気軽な恋愛&日常系
- 色々なことをしっかり考えたい→純文学
という感じで、なんとなく決めればオッケーかと思います。
・小説の表紙で選ぶ
小説を表紙で選んでみるのもおすすめです。
表紙で買った本って、かなり思い出に残るからです。そのためにも、少しコアな本屋さんに行くのがおすすめですね。
大型書店ではなく、「この店はベストセラー置いていないんですよ~」みたいなスタンスの店がグッド。
もしすぐに読まなくても、表紙が気に入った本っていつかまた必ず手に取ります。
の法則です。
ネットで「本屋 おすすめ 地名」と検索したら、近くの面白い本屋さんが出てくると思うので、ぜひ一度試してみて下さい。
▼ちなみに僕の気に入った表紙の本7選はこちらです。
関連記事:装丁がカッコいい本7選!思わずジャケ買いした小説&エッセイ&詩集を紹介!
・作者の性別から選ぶ
これ、意外と重要です。
僕らはたいてい、誰がこの小説を書いたのか、ということを念頭に置きながら本を読みます。
人は自分と似ている人に好意を寄せます。出身地、年齢、性別、好きなものなど、類似点があるほど好きになるのです。
作者と自分の類似点が多ければ多いほど、物語に対する肯定感が生まれ、内容に対する共感性も高まり、つまりは読みやすさにも繋がります。
なので、同性の作家を選ぶのも、読みやすい本を選ぶという観点からはおすすめです。
女性には女性にしか分からないことがあり、男性には男性にしか分からないことがあります。
・名作から選ぶ
名作から選ぶというのもおすすめな方法。
多くの人に読まれてきた小説というのは、やはり面白い作品が多くあります。
た
とはいえ、日本文学には『源氏物語』や『枕草子』といった世界に誇れる文学作品もあります。
現代の女性作家にも、小川洋子さんや川上未映子さんなど、世界的に評価を受けている人もいて、男性作家は川端康成・三島由紀夫・谷崎潤一郎など、挙げていてはキリがありません。
国内外に名作はたくさんあるので、ぜひその中からも選んでみて下さい。
▼名作ってどんな作品?と思った方はこちらの記事もどうぞ。
関連記事:近代日本文学おすすめ小説21選!
関連記事:おすすめの海外古典文学21選!
読みやすい本を選ぼう
今までの選び方をまとめると、
が小説を選ぶうえで、ひとつの指標となりそうです。
読書をたくさんしている、あるいはしてきた、という人は違う選び方もあると思います。
ですが、これから読書をしていきたい!という人なら、ここで紹介した選び方は自信をもっておすすめできます。
読書に慣れてきたら、自然と長編小説は読めるようになるので、まずは短めの小説から選んでみて下さい。
以上、小説の選び方5選でした。それでは!