2021年9月の新刊小説をまとめています。
今月は、東野圭吾の新作『透明な螺旋』。
ノーベル賞受賞者ジョゼ・サラマーゴ待望の邦訳『だれも死なない日』などが注目作品です。
今月の新刊小説ピックアップ!
『だれも死なない日』
ジョゼサラマーゴ作品は、『複製された男』(2011)以来の邦訳です。僕は彼の作品が大好きなので、この刊行はかなり嬉しい。誰も死なない日って幸せなんだろうけど、それはそれでおかしいですよね。楽しみです。
発売日:2021/09/24
出版社:河出書房新社
▽読みました!▽
CHECK
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『だれも死なない日』あらすじ&感想!人が死ななければ世界はどうなってゆくのか?
2021年9月発売のおすすめ小説
『眠りの航路』
小助
台湾の代表的作家・呉明益の長篇デビュー作です。舞台は日本。第二次世界大戦を背景に、三島由紀夫なども登場するようです。気になる。
発売日:2021/09/01
出版社:白水社
『ユドルフォ城の怪奇』
小助
ゴシック小説の源流と言われるイギリス文学不朽の名作ですって。面白そう。初邦訳です。
発売日:2021/09/02
出版社:作品社
『骨を引き上げろ』
小助
2011年全米図書賞受賞作。昨年も同作家の『歌え、葬られぬ者たちよ、歌え』が翻訳された際には反響がありました。
発売日:2021/09/02
出版社:作品社
『カンバセーションズ・ウィズ・フレンズ』
小助
センセーションを巻き起こし、世界27ヵ国に翻訳された本書。1991年生まれという若手の著者は「ミレニアル世代の代弁者」とまで言われるようになったそうです。これは読みたい。
発売日:2021/09/03
出版社:早川書房
▽読みました!▽
CHECK
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『カンバセーションズ・ウィズ・フレンズ』どのあたりが「ミレニアム世代」なのか?感想とあらすじ!
『透明な螺旋』
小助
ガリレオシリーズの第十弾。もう言わずもがなですね。シリーズ最新作、ファン待望の一冊です。
発売日:2021/09/03
出版社:文藝春秋
『ぼくのがっかりした話』
小助
こういう児童文学めいたタイトル、無性に惹かれます。簡単そうだからかな?笑
発売日:2021/09/05
出版社:英明企画編集
『鏡と光』
小助
『ウルフホール』『罪人を召し出せ』と続いていた歴史大作の三部作目。ついに完結です。彼女の本は人気で、一年後とかにはいつも在庫切れになっていますね。
発売日:2021/09/16
出版社:早川書房
『だれも死なない日』
小助
楽しみです。楽しみです。絶対買います。
発売日:2021/09/24
出版社:河出書房新社
▽読みました!▽
CHECK
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『だれも死なない日』あらすじ&感想!人が死ななければ世界はどうなってゆくのか?
『東京ゴースト・シティ』
小助
コロナやオリンピックで揺れる日本を舞台に、太宰、三島、黒澤明なんかの幽霊が登場するそうです。設定がハチャメチャですね笑
発売日:2021/09/28
出版社:新潮社
『虚空へ』
小助
谷川俊太郎さんは今年の12月に御年90歳。ここ一年間に紡がれた最新詩集です。
発売日:2021/09/28
出版社:新潮社
※タイトル・出版日は発売前のものですので、予告なく変更される場合があります。
以上、2021年9月の発売小説情報でした!
サラマーゴ待望の邦訳