『源氏物語』第2帖「帚木」のあらすじ 光源氏:17歳夏(5月頃) 「桐壺」の巻から5年後 「物忌」のメンズトーク 光源氏17歳の夏。ある「物忌(凶日には家から出ずに籠もる習慣)」の日の出来事です。 光源氏は友人たちと夜勤をしながら、理想の女性について語り合っていました。 女の「上・中・下」 光源氏の親友である頭中将は、「女には『上・中・下』の品がある」といいます。 さらに話は、良き妻の条件や、どんな女がいやな女か、などへ移り、男たちは女について語り明かします。 空蝉との逢瀬 その翌日、光源氏は紀伊の守の邸 ...