一生のうちに読める本の冊数
人は一生のうちに何冊本を読めるのでしょうか?
以下は、読書ペース毎に分けた生涯読書量の表です。
読書ペース | 生涯冊数 | 年間冊数 |
1年に0冊 | 0冊 | 0冊 |
1年に1冊 | 65冊 | 1冊 |
1ヶ月に1冊 | 780冊 | 12冊 |
1週間に1冊 | 3380冊 | 52冊 |
3日に1冊 | 7930冊 | 122冊 |
2日に1冊 | 11895冊 | 183冊 |
1日に1冊 | 23725冊 | 365冊 |
※15歳〜80歳までの65年間計算
1ヶ月に1冊で780冊の読書量。一方で、毎日1冊読み続けると、2万3700冊ほどになります。
そう思った方もいるかもしれませんね。
1ヶ月に1冊でも十分
しかし、これまでの経験で言えることは、読書は量より質だということ。
具体的には、「1ヶ月に1冊=780冊」でも十分だと考えています。
読むべき本はそれほど多くない
780冊でも良いと考える理由は、実は読むべき本がそれほど多くないからです。
たとえば、大の読書家であるビル・ゲイツ。
彼がおすすめする本は、日本語訳になっているもので100冊程度しかありません。
そして、その全てを読んだとしても、あなたが生涯に読める本はまだ680冊も残されているのです。
-
【全92冊】日本語訳があるビル・ゲイツのおすすめ本まとめ!【2022年まで】
小説でも同じ
小説が好きなら、世界的に有名な作家100名が選んだ「ノルウェー・ブック・クラブ:史上最高の小説ベスト100」でも同じことが言えます。
もっと少なくて良いなら、世界的な文豪であるサマセット・モームが選んだ「世界の十大小説」の10冊。
日本のエンタメ小説が好きなら、毎年出る本屋大賞受賞作を全て読んでも65冊。
毎年ある直木賞受賞作を全て読んでも130冊(65年間。1年に2冊の受賞で計算)です。
もし、1週間に1冊も本を読むのなら、かなりの読書家になれることが分かりますよね。
一年で発刊される本が「約7万冊」という罠
この話になると、下のようなことを言う人がいます。
たしかにこれは事実で、読むべき本が日々増え続けているような錯覚に陥りそうになります。
さらには、興味のあるジャンルだったとしても、面白くない本も含まれているので、全ての本を読む必要がないことは言うまでもありません。
どれだけ多くの本が発刊されていようとも、あなたにとって面白い本や、世の中で面白いと評判になるような本は、本当にごくごく僅かなのです。
本を厳選して、自分のペースで読書しよう
つまり、大事なのは自分が読みたい本を厳選すること。
月に一冊しか読んでいなくても、全然焦る必要はありません。
なんだったら1年に1冊でも、あなたにとって質の高い本を読んでいるのであれば、全く問題ありません。
読書ペース | 生涯冊数 | 年間冊数 |
1年に0冊 | 0冊 | 0冊 |
1年に1冊 | 65冊 | 1冊 |
1ヶ月に1冊 | 780冊 | 12冊 |
1週間に1冊 | 3380冊 | 52冊 |
3日に1冊 | 7930冊 | 122冊 |
2日に1冊 | 11895冊 | 183冊 |
1日に1冊 | 23725冊 | 365冊 |
もちろん、「それ以上読みたい!」という人はどんどん読んでください。
ですが、少なくても大丈夫。読書冊数は過度に気にしなくてOKなのです。
- 自分の読書量を知る
- 読みたい本・読むべき本を10冊〜100冊ほど決める
- 無理のないペースで読んでいく
このステップで読書計画を立てると、より良い読書ができます。
コツは無理をしないことと、途中で読みたい本が増えても大丈夫なように、少しだけ余裕を持たせることです。
そんな人は、読みやすい定番の名作から読むのがおすすめです。
-
読みやすい!おすすめの海外古典文学21選!【名作】
-
近代日本文学おすすめ小説22選!
焦らずゆっくりと、自分のペースで読書を楽しんでくださいね。
それでもたくさん読みたい!
そんな人は、図書館とKindle Unlimitedを使うことが必須です。
- 近くの図書館(時間コスト以外無料)
- 本の読み放題サービスKindle Unlimited(月980円)
- 本の聞き放題サービスAudible(月1500円)
- 本の要約サービスflier(フライヤー)(月2200円)
多読をしたい人には、これらのサービスがおすすめ。
読書サービス | メリット |
図書館 | 蔵書があれば古い本も読める |
Kindle Unlimited | どこでもたくさん本を読める |
Audible(オーディブル) | スキマ時間を有効活用して読書できる |
flier(フライヤー) | 話題のビジネス書が10分で読める |
とにかく多くの本を読みたい人は、読書サービスを有効活用しましょう。
以上、一生に読める本の冊数まとめでした!